Rikuが見守っていた時間 ①

「先輩とYは気が合うと思う。二人とも真面目やから」
「真面目?私そうでもないけど・・・適当やん」
「いや、二人とも、物事を突き詰めていくタイプ。そのあたりはいい加減じゃないでしょ?
うちのYも、そういうところきちん追求していくタイプです。」
と、そんな会話を何度か交わしたことがある。
彼女・・・つまりYちゃんと私が気が合うかどうかは別として、私はそういう会話のあと必ず
「一度、Yちゃんには会わなあかんね。もちろんSちゃんにもやけど。とにかくYちゃんには
会っておきたい」
と答えていた。

Yちゃんとは、後輩の長女。子供のころからある種の生きづらさを抱えていた。
そのことで母親である後輩は、かなり奔走し色々と気苦労も重ねてきた。
彼女の口からしばしば聴かされてきたYちゃんとの関わり合いから、親としてのたくましさ
母親の勘の鋭さなどを実感しつつも、私自身は全く違った立場でYちゃんと言う一人の
女の子と何らかの繋がりを持ち続けていたいとかねてから思っていたのだけれど・・・
その想いに拍車をかけたのは、昨年のクリスマスの出来事。

18歳の子が?と驚くような突然の病に襲われて、開頭手術を受けることになったのだ。
病と言うよりはある意味脳内の突発的事故・・・とでも言ったほうがしっくりくる事態。
そのあたりのことは割愛するけど、結果多少の不便さを残しつつもすべては上手くことが
進み、彼女は無事手術を終えその後のリハビリも終了し、普段の生活に戻った。
そして来年の大学受験を目指して前向きな気持ちで過ごしているという。

「不幸中の幸い、言うのは簡単かもしれんけど、ここはおかげさまと静かに手を
合せて、前に進むのがいいね」

と私は一部始終を聴いた後言葉を添えたのを覚えている。

それよりも何よりも、1度ゆっくりとYちゃんに会いたいな…と言う想いも強くなっていった。
彼女にはまだ彼女が幼稚園に通っていたころに1度会ったことがあるにはあるけれど・・・
成長した彼女に会って、新しい関係をきちんと繋いでおきたいと、何故かその想いは
とても強くなっていた。もちろんだからと言って、会ったからと言ってそこから何かが
始まるとか・・・特別なことは何も思ってはいなかった。

そして・・・
白いシャツの良く似合う、やや爬虫類的な面持ちの美少年とナイスガイ(^_-)-☆に
会ったあと、ホテルのFlowerShopで小さな花束を創ってもらい、それを片手に待ち合わせの
場所へと向かったのだ。

to be continued

あれこれ・・・と

80歳の坂を無事に超えるのは、なかなか難しいものだ・・・と思うけど、
おかげさまで父は4月、無事80歳を迎えることができた。
西洋医学、漢方医学、バランスの良い食事に加えて本人の意識という
ことが上手く足並みを揃えてくれたためか、発見時には30あった癌数値も
0.018・・・という驚くような下がり具合で、薬の服用も2日に1度となり
病院健診も半年に1度となった・・・
ちょっとびっくり!
ただし・・・私自身は、簡単には病気になることもあちらに逝くことも
できない大きな仕事をまだまだ抱えているのだと父自身を眺めている。
そしてやはり元気は元気でも年齢は年齢・・・

母のほうは相変わらずモグラたたき状態であちらが治まればこちらが悪くなる・・・を
繰り返してはいるものの、治療を続けながらも、何もできなくなったと言いながらも
まずまず寝込むこともなく命を繋いでくれてることに感謝しなくては...と。
ただし、母自身はかなり辛い想いをしているのは事実。そういうことはいくらそばにいても
私自身には完全に理解することはできない。例えば・・・痙攣だったり血圧の上がり下がりの
激しさだったり・・・そして何よりこちらも年齢は年齢。

それでも、おかげさま・・・です。本当に。

私自身と言えば・・・ふ~、ま、ぼちぼちですね。
あれこれ頭の中はいろいろと何かを目指すかのように切磋琢磨している
つもりだけど、実際にはこれも相変わらず時間が細切れにしかなくて
進み具合はゆるやか・・・
それでも、最近やっと自分の部屋で落ち着いて過ごせるところまで気持ちが回復してきたので、
少し先の未来を明るく感じられるようになったのも事実。
少々・・・個人的なことだけど、部屋で落ち着いて過ごせないという状況・・・自分自身の
部屋なのに、そこに長時間いることが精神的にキツイと言う状況に見舞われるという
精神的苦痛を受けていたので・・・

ま、ゆっくりと進みます。
「ゆっくり」と言うところに、苦言を呈する友人達もいるにはいるけど
それは仕方ない。それぞれ人には見えない事情というものがあるのだから・・・

こちらも更新していきたいと思いつつ、少し考えがバラバラとしていて
なかなかまとまって言葉を紡げないな~と言う状況だったり、
あるいは、日常の方に仕事が多すぎて(老人と暮らすとはそういうことです)
自分自身の頭の中で色んなことが迷子になったり(笑)

色んなことが見え隠れしつつ、何かを突き抜けかけたり・・・
私の中で思いもよらずClearになることがあったり・・・
生きていくことは、たいへんだけど面白いには面白いですね。
「時」は「直線」ではなくて「立体的」・・・と最近気づいたりもしています。

それでは、また後程。