SAKURA STORY ②

「命がけ…」・・・そういう言葉が文章の流れの中で出てくるなどとは予想もしなかったのに・・・

桜にまつわる友人と私の物語の扉を開けて、言葉を繋げて行くと自然とその言葉に

辿りついた。「命がけ」・・・少しびっくりしてる。

「命がけ」・・・でもそれは、彼女にとっても私にとっても、字面ほどに重い言葉ではない。

静かで爽やかで穏やかなものだと思う。「今、ここ」を意識して「命の儚さと尊さ」を

思うと、ごく当たり前の想い。

・・・彼女の生き方と死に方は・・・私に後から後から・・・時を経るにつれて

様々なことを教えてくれる。そして・・・やはり心に堪える不在だ。

『SAKURA STORY』と、何気なく綴ったタイトルに・・・少し立ち止まる私。

・・・・・・実は、ここまでの文章は5月7日に書きかけてその後、時間無くて下書きに

Stock状態のままにしてしまったもの。この時はこの時の想いに繋がりがあってこの続きには

私の中にはそれなりの文章があったはずだけど・・・・忘れちゃった(笑)。

と言うよりも、常に変化の流れの中で想ひというものは姿を変え続けていくので

7日の時点で私の心にあったものは既に形を変えてしまっているということ。

だからと言って・・・その想ひが消えてしまったというわけではない。

それは確実に存在する。ただ姿が少しずつ変わっていき、どこかへと向かって

進み始めているということ。

最近は、日々・・・あらゆることがSimpleになっていくのを感じている。

あるいは・・・余計なものを手放していく感覚。

景色が明らかに今までとは少しずつ変わってきているのを実感している。

「景色が変わってくる」・・・環境に変化があったわけではない。私を取り巻く

状況は相変わらずどころか、なかなか好転はしてくれない。

それでも・・・やはり相変わらず私は「この状況でできることは何か?」を

Pointにしてアンテナを張り巡らせて、蟻の歩みほどでも進むことを密に

実行しているつもりだ。進んだかと思うと、しばらく停滞。そしておもむろに

動き始めたかと思うと、またピタリと止まってしまう…という状況を繰り返しながら。

そうやって、両の肩にゆるやかにやんわりと乗っている責任というものを

果たしつつも、自分自身の人生と言うものを静かに見極めながら本当に手にしたいもの

本当に私らしい生き方、本当に辿りつきたい場所を静かに静かに引き寄せるようと

日々心を砕き、デキることを探し・・・。

「責任」・・・と言う言葉、けして重くも辛くもないですよ。この言葉がある故

人生はある意味大きく豊かに深くなっていく・・・と最近感じる。

そして暖かく優しくなり・・・人は鍛えらえていく。辿りつく場所が価値あるモノへと変わる。

「見える景色が変わる」のは、環境が変わったわけではなくて私自身の心の形が変わった

からだ・・・あるいは年を重ねたからか(笑)

2年前の夏・・・半世紀の時を刻んだ彼女は、どんな景色を感じながら最後の時を

過ごしていたのだろう・・・と思うことがある。彼女の最後の景色は・・・どんな色をして

何を語りかけていたのだろう・・・彼女は何を見つめながら、一日一日を「命がけ」で

過ごしていたのだろう・・・。その心が美しく清らかであったことは確かだと私は確信している。

彼女が紡いだ物語は・・・終わることなく私に様々なことを語りかけ、教えてくれる。

彼女の紡いだ『物語』は・・・