さて・・・何から・・・② とりとめないけど

大阪のその日、9年ぶりに古い友人と再会した。

再会のランチタイムをアレンジしてくれたのは後輩K。

「先輩、大阪に来るんでしょ?何やったらMさんと連絡とりましょか?

この前Mさんに会ったら、また会いたいって言うてはったし・・・ランチにしましょか?」

となり、「M・・・ええよ。久しぶりやしね」と答えるとあれよあれよという間に

再会のアレンジをしてくれた。再会…と言ってもそれほどたいそうなことでもない。

会えば、時は一気に自然にあの頃に戻る。戻りつつも今を共有して共感し合う。

そして時間がくれば「じゃ、またね。」とあっさりと別れる。

今の時代、距離も時間も互いの中でさほどの存在感はしめさない。

それよりも・・・残りの時間と残りの距離がやたらと大きく互いの心に存在感を示す。

「無駄なことはしたくない」とか「無駄なことにEnergyと時間をとられたくない」とか

そんなことが会話の端々に顔を覗かせて、お互いの心を納得させる。

何だかな・・・振り返ると随分・・・あるいはそれなりの時を生きてきたものです。まったくね。

昨年のことだけど・・・少しばかり・・・実は少しばかりと言う程度ではないかもしれない・・・

心を患わされるお粗末な出来事に遭遇した。ん~ま、「お粗末」と言い切ってしまえるのは

私自身がそれなりの年齢になったからで、これが10年前の私なら怒り心頭だったと思う(笑)

それこそお粗末極まりない未熟な若さ故に。

けれども今となっては、そこにどんな魂胆や醜悪な感情や底意地の冷たさがあったにしても

すべて「お粗末」と言う言葉で一括りにしてポイっとゴミ箱に捨ててしまえるくらいの

器量は備えていないとそれこそ時間とEnergyの無駄使いをしてしまう。

いわゆる女性同士の間に永遠に存在する妬みと言う感情が巻き起こおこすお粗末な

出来事と言うのは残念ながら大人すぎる年齢になっても勃発しかねない

悲しくも哀れなアクシデントだ。取り合わないほうが賢明なのは言うまでもないこと。

しかし・・・ここで問題なのは、そのお粗末な目に合うことになった私自身。

表面的にはこちらには落ち度は無かったにしても何がしかの遠因はあったはずだ。

問題にすべきはその部分。そこをClearしないとまた同じような目に合う。

何が言いたかったかと言うと・・・そういうお粗末な目に時折遭遇してしまうこのお粗末な私を

出会ってから30年近くの時が流れても未だに「先輩、先輩」と慕ってくれる彼女の存在が

ありがたいな~と言うことです。人と人との繋がりなどちょっとした遠因で消え去りかねない

間柄が多いにも関わらず、未だにきちんと繋がっていることに頭が下がる想い。

出会った頃は「ったく、何考えてんだか」と時折心の中で呟くこともあったけど、

彼女には彼女の幾星霜があり艱難辛苦乗り越え今てここにいる。

そうして大した人間でもない私を相変わらず時折、頼りにしてくれる。・・・積み重ねてきた

時間と言うのは貴重。人生の残りの時間と言うことを意識し始めると、例え過去であっても

積み重ねてきた時と言うものの貴重さが一気に存在感を大きくしてくる。

彼女だけではない。今この場所に立っていると、30年以上、20年以上、10年以上と

長い時を点かず離れずであっても上手くお互いの存在を心に留め続けてきた

友人達には心から感謝の気持ちを捧げたいと思うことが度々ある。

上手く言えないけれど・・・「未来」はすでに残りの時間だからこそ貴重。

過ぎた時間はそれがどんなシーンであったとしても積み重ねてきた時のかけら。

それは愛おしいという言葉だけではくくりきれない大切な時だと思う。

そう思えば、これからどうすのか、どう生きるのか、何を大切にするのか・・・などと

色んな意味で整理してSimpleに生きていくことを自然と選択するようになるもの。

 

さて・・・どうでもいいことばかり綴ってしまったけど、大阪のランチタイムはとても

大切な時間だったので何となく言葉にしてしまいました。

 

結局、Mと別れてから後輩Kと少し話をしていつも通りギリギリにホテルにチェックインし

いつも通りギリギリに着席した。私にとっては3度目の@SAKURA。

この日・・・とても強く感じたのは・・・役者達が繰り広げる会話の中の「旅」と言う言葉が

すべて「人生」と言うことに置き換わって心に響いたこと。あのStageの意味をそこに託す

と言うのは少々短絡過ぎて創り上げた人に失礼かもしれないとも思うけれど・・・

私自身には、あの時間はそのように響いて・・・穏やかな気持ちになれた。

そう、どんどん身軽になっていく。大切なものはそれほど多くは無い。

だからこそ、Simpleになっても大切なものは見誤ることなく大切にしたい。

それぞれの旅人にそれぞれの旅があるように、それぞれの人にそれぞれの人生がある。

旅をすれば様々な人に出会い、様々な出来事に遭遇する。

何かを無くしたり何かを手にしたり・・・そして・・・やがては帰る場所を目指す。

もしかすると人生はある意味帰る場所を探している旅なのかもしれない。

to be cotinued